建物に命を吹き込め。

光はたくさんの電線をとおり抜け、建物に光を灯す。
新鮮な空気と水がめぐり、空間は快適になる。

人間でいうなら、電気は「神経」で、空調管は「血液」だ。
繊細で手がかかるから、
厳冬の日も、猛暑の日も、毎日現場へ向かう。

一歩現場にでれば、年齢も社歴も関係ない。
世代は違うけれど「いいものをつくる」という志は一緒だ。

ときに意見が食い違ったり、落ち込むこともある。
だけれど前を向く。
ものづくりの前に、ものをつくる人たちと納得いくまで向き合う。
日本を、地域を象徴する建物をつくるために。

困難もプレッシャーもある。
だからこそ、仲間たちと覚悟をもって、
ともに歩みを進め乗り越えていく。

現場での経験は嘘をつかない。
たくさんの経験が自信となり、形となり、誇りとなる。
すべてを乗り越え、完成させた
「命が吹き込まれた建物」は街で煌々と輝き、
未来の希望を照らす。何十年、何百年も。

つくるなら、誇れるものを。
自分たちにしかつくれない建物を。
街の象徴となる未来の建物に、情熱の命を吹き込め。